不忍に左が利(き)いて飲みに出る(川柳)
上野・寛永寺(現在の上野公園内)の常行堂近くに時の鐘ではない、寛永寺の法要や行事の時に搗く鐘のある鐘楼があったそうです。その4本の柱の1本を京都・室町の左甚五郎が彫ったそうです。残りの3本は大坂・道頓堀の吉兵衛、野州(下野)・佐野の善兵衛、江戸・皆川町源太郎だったそうで、2本は関東、2本はは関西の人でした。左甚五郎は南の角柱に竜を彫ったそうですが、夜ごとに不忍池へ水を飲みに行くという噂が立ったそうです。(「考証 江戸の再発見」 稲垣史生) この本では不忍池の水を飲みに出るとなっていますが、表題の川柳のように、あいまい屋の沢山あったという近くの不忍池端の店へ酒を飲みに出たとみたほうが面白かったのでは。
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